綿地藍鶴亀松竹梅柄筒描湯上げ
この片隅が赤く染まった小さな布は、孫拵えの一つ「湯上げ」である。筒描の盛んであっ た出雲地方では、嫁いだ娘の出産が近づくと実家の親が筒描の孫拵えを注文して贈った。湯上げには丈夫な染料「藍」にあやかり、鶴亀松竹梅が描かれ、 産湯の時、赤ちゃんの身体を拭いた。赤い部分は紅花で、薬効があり、目と顔を拭いた。
1979年(昭和54年)旧藍染施設を立ち上げたとき、人から頂いたもので、「日本の大学に一つくらい、藍甕のある大学があっても良いでしょ う」と添え紙があった。
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